マグカップ製作に関して気を付けたい事などを更新していく記事コーナーです。リアライズではオリジナルグッズを全般的に手がけていますがオリジナルマグカップは2014年より製作の請負をしています。
オリジナルマグカップの印刷方法は昇華転写印刷
「昇華転写」印刷業界にいる方でないとなじみの薄い言葉かもしれませんがフルカラープリントを施すグッズの中ではとてもポピュラーな印刷方法の一つです。皆さんが手にしている何かが印刷されたマグカップのうち8割くらいといってもいいほどこの昇華転写印刷という手法を用いて製作されたものとなります。
その他にはシルクスクリーン印刷。UV印刷などがありますが堅牢度(印刷されたインクがどの程度水濡れやこすれ等に耐えられるかを表した尺度)の問題で昇華転写印刷が断トツに多く採用されています。
マグカップ製作に用いられる昇華転写印刷の詳しい解説はまたの機会にしたいと思いますが、お客様の立場でもマグカップ印刷をする際にオーダーをスムーズにする為に製法に関しても詳しくなっているととても便利かと思います。
昇華転写印刷に関して今日お伝えしたいことはひとまず、一つだけ。この印刷方法は府カラー印刷が前提であるということ、そして製版のようなものがいらないので基本的には1個からできる、ということです。
一つだけ、といいながら二つ言ってしまいましたが・・・。とにかく製版代金がかからず1個から製作ができるということは現代のオリジナルグッズ製作業界の中でもとても大事な事だと感じています。色数によって製作代金などに変化はありません。
そのあたりはぜひ覚えておいて下さい。
陶器と陶磁器の違いって何ですか？
たまにこのような事を言われるのですが、陶磁器というのは陶器と磁器を総称した言い方になります。つまりは陶器と磁器をひっくるめて陶磁器という言い方をするという事になります。
陶磁器
∟陶器
∟磁器
ということですね。今では磁器よりも陶器の方が一般的によく使われるので陶磁器という言い方はあってもあまり磁器という言葉は聞きなれないかもしれません。そういう意味で「陶器と陶磁器ってどう違う？」と言う質問をいただくのかもしれません。
では、陶器と磁器ってどう違うのか？
に関してはこれまたあらためて機会を設けたいと思いますが現在マグカップとして一般的に使われているものは陶器になります。オリジナルマグカッププリント工房で採用されているマグカップも陶器のマグカップになります。
技術の発達のおかげでモノづくりはどんどん簡単になっています。こうしたモノの素材や製法、その理(ことわり)というものは必ずしも知らなくてはいけないことではないかもしれませんがごくたまに知ってると得すること、あるいは損しない局面ということもあると思いますので今後お客様にはこういった素材や製作方法のことなどをお伝えする場を設けていきたいと思っています。
オリジナルグッズの中でも定番の人気を誇るマグカップ
キャラクターグッズの制作を多く手掛けている株式会社リアライズですが、缶バッジ、アクリルグッズ、Tシャツなどの布系のプリント、ステッカー、次いで多いのがマグカップの製作依頼です。
その他クリアファイル、タペストリー、オリジナル御守り、などと続いていきます。市場全体で見るとクリアファイルやタペストリーなどの方が需要は多いかもしれませんが、オリジナルマグカップも負けず劣らずの人気があると思っています。
グッズという形ですが日常生活の中に溶け込む実用性を持つマグカップという商品はキャラクターものももちろんですが、1個から製作できるという便利さから卒業や卒園の記念などに大変多く相談をいただいています。
